道真會館

黒帯昇段レポート 宇野一郁

9月10日(日)に審査会が行われ本部道場 小学5年女子 宇野一郁さんが見事昇段しました。平成22年5月に3歳で入門して7年4ヶ月。誰よりも負けず嫌いでいつも笑顔のかわいい一郁さん。

おめでとうございました!

入門当初のいっちゃん

 

私が三才になったとき、お父さんが空手を始めようと言いました。見たことはなかったけれど、体を動かすことが大好きだったのですぐに「やる。」と言いました。最初は相手にパンチが当たったり、けりがきまったりすることが楽しいだけでした。しかし、組手や型の練習を一つ一つ取り組んでいくうちにもっと空手のことが知りたくなって続けてきました。

 

練習は、いつも楽しいわけではありませんが、どんな時も一生けん命取り組もうという気持ちでやっています。組手をする時は、手数を多く、けりを出す、そして相手に必ず勝つという気持ちです。練習の時にはその気持ちがないと試合では勝てないと思うからです。型をする時は、まず順番をイメージし、力を入れるところ、ぬくところ、動作を速くするところ、ゆっくりするところ、一つ一つのことを考えながらやります。そうすると、力がわいてきます。毎週の練習を重ねていくうちにもっと上手になりたい、試合で勝ちたいと思う気持ちがどんどん強くなりました。

 

黒帯しんさを受けることが決まった時は必ず一回で合格したいと思いました。練習をする時も前よりずっと気合が入りました。たくさんのことを教えてもらって、それがしんさの時に全部出せれるようにしようと思っていました。型の練習は何度も何度もくり返ししていたので、当日も流れをまちがえずできて、やったぁと思いました。しかし、組手の五人抜きは自分の思い通りにいかなくて、悔しい気持ちがとめられず泣いてしまいました。先生や先ぱい方に教えていただいたことが全部発揮できなかったことが、何よりも悔しかったです。

 

この気持ちを忘れずに、組手も型もしっかり練習して、もっともっと強くなりたいと思います。そして、黒帯をしめている人として強いだけではなく、練習に取り組む姿勢や態度もお手本になるようがんばりたいです。

宇野一郁

 


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